2026年版・5-2

5-2 「してはいけないこと」の事例の一問一答

登録販売者試験「第5章:医薬品の適正使用・安全対策」から、5-2 「してはいけないこと」の事例に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問15-2

「してはいけないこと」として【本剤又は本剤の成分によりアレルギー症状を起こしたことがある人は使用しない】と記載される主な理由はどれか。

  • ①その医薬品が持つ本来の薬効そのものが、弱くなってしまうことがあるため。
  • ②アナフィラキシー等の重篤なアレルギー反応が再発する危険性が極めて高いため。
  • ③服用することで、胃腸のほうに障害を起こしやすくなることが知られているため。
  • ④通常の使用量であっても、強い眠気が出やすくなることがあるとされるため。
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正解 ②アナフィラキシー等の重篤なアレルギー反応が再発する危険性が極めて高いため。
解説
一度アレルギー(感作)が成立していると、次は微量でもショック症状などの命に関わる反応が起こる可能性があります。

他の選択肢の誤り:
・薬効が弱くなるとするもの:問題になるのは効き目の低下ではなく、体の側に起こる過敏な反応です。
・胃腸障害を起こしやすくなるとするもの:胃腸への影響は別の注意として扱われ、この記載の理由ではありません。
・強い眠気が出やすくなるとするもの:眠気は運転を避ける旨の注意の理由であり、過去の反応歴とは結びつきません。
問25-2

【喘息を起こしたことがある人は使用しない】と記載される成分はどれか。

  • ①インドメタシン等の解熱鎮痛成分(いわゆるNSAIDs)
  • ②クロルフェニラミンマレイン酸塩等の抗ヒスタミン成分
  • ③センノシドなど、便秘に用いられる瀉下成分(いわゆる下剤)
  • ④ビタミンCなど、疲労回復等に用いられるビタミン成分
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正解 ①インドメタシン等の解熱鎮痛成分(いわゆるNSAIDs)
解説
アスピリン喘息(NSAIDs過敏喘息)を誘発する恐れがあるためです。内服薬だけでなく、湿布や塗り薬などの外用薬でも記載されます。

他の選択肢の誤り:
・抗ヒスタミン成分:眠気や口の渇きが問題になる成分で、発作を誘発する仕組みとは異なります。
・瀉下成分:腸に働く成分であり、気道の症状とは関わりません。
・ビタミン成分:栄養の補給を目的とするもので、この注意が記載される成分ではありません。いずれも発作を引き起こす仕組みを持たない点で当てはまりません。
問35-2

【服用後、乗物又は機械類の運転操作をしないこと】と記載される成分を含まないものはどれか。

  • ①コデインリン酸塩(鎮咳成分)
  • ②クロルフェニラミンマレイン酸塩(抗ヒスタミン成分)
  • ③ブロモバレリル尿素(鎮静成分)
  • ④ビタミンB1(ビタミン成分)
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正解 ④ビタミンB1(ビタミン成分)
解説
眠気やめまい、目のかすみ等を起こす成分が含まれる場合に記載されます。ビタミンB1にはそのような作用はありません。
コデイン、抗ヒスタミン、鎮静成分、抗コリン成分などは記載対象です。

他の選択肢の誤り:
・鎮咳成分のコデイン類:中枢に働いて咳を抑える成分で、眠気を生じることがあります。
・抗ヒスタミン成分:脳の働きを鈍らせて眠気や目のかすみを起こすため、代表的な記載の対象です。
・鎮静成分:気持ちを落ち着かせる作用そのものが眠気につながるため、運転を避ける旨が記載されます。
問45-2

【15歳未満の小児は使用しない】と記載される解熱鎮痛成分はどれか。

  • ①アセトアミノフェン
  • ②アスピリン(サリチル酸系)
  • ③コンドロイチン硫酸ナトリウム
  • ④ビタミンC
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正解 ②アスピリン(サリチル酸系)
解説
ライ症候群の発症リスクがあるためです。イブプロフェンも同様に15歳未満は使用できません。アセトアミノフェンは小児でも使用可能です。

他の選択肢の誤り:
・アセトアミノフェン:小児向けの製剤にも用いられる成分で、年齢を理由に一律に使えないとはされていません。
・コンドロイチン硫酸ナトリウム:関節や目の乾きなどに用いられる成分で、熱を下げる働きを持ちません。
・ビタミンC:栄養の補給を目的とする成分であり、この注意とは結びつきません。
問55-2

【腸管閉塞(イレウス)のある人、腸管閉塞を起こす恐れのある人は使用しない】と記載される成分はどれか。

  • ①ヒマシ油(瀉下成分)
  • ②酸化マグネシウム(瀉下成分)
  • ③センノシド(瀉下成分)
  • ④ロペラミド塩酸塩(止瀉成分)
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正解 ①ヒマシ油(瀉下成分)
解説
強力な蠕動運動促進作用があり、腸管内で急激な収縮を起こすと、閉塞部位で腸破裂などを起こす危険があるため禁忌とされています。3歳未満の小児も禁忌です。

他の選択肢の誤り:
・酸化マグネシウム:腸に水分を引き寄せて便をやわらかくする働きで、腸を強く動かす成分ではありません。
・センノシド:大腸を刺激して排便を促しますが、この記載の代表とされるのは油状の成分のほうです。
・ロペラミド塩酸塩:腸の動きを抑えて下痢を止める成分であり、動かす方向とは逆の働きです。
問65-2

【服用前後は飲酒しないこと】と記載される主な理由はどれか。

  • ①薬の効果が強くなりすぎたり、副作用(胃腸出血や肝障害等)が起こりやすくなるため。
  • ②飲み合わせによって、薬の味わいがひどく苦くなり、飲みにくくなってしまうため。
  • ③飲み合わせによって、アルコール消毒そのものの効果がなくなってしまうことがあるため。
  • ④飲み合わせによって、お酒そのものの味わいが大きく変わってしまうことがあるため。
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正解 ①薬の効果が強くなりすぎたり、副作用(胃腸出血や肝障害等)が起こりやすくなるため。
解説
アスピリン等は胃出血リスク、アセトアミノフェンは肝障害リスク、抗ヒスタミンや催眠鎮静薬は中枢抑制作用の増強などが理由です。

他の選択肢の誤り:
・味が苦くなるとするもの:飲みやすさの問題であって、健康被害を防ぐための注意にはなりません。
・アルコール消毒の効果がなくなるとするもの:飲む酒と、皮膚に使う消毒剤とは用途がまったく別のものです。
・酒の味わいが変わるとするもの:体に及ぶ危険とは関係がなく、注意書きの理由になりません。
問75-2

【授乳中の人は本剤を服用しないか、本剤を服用する場合は授乳を避けること】と記載される成分はどれか。

  • ①ビタミンC
  • ②整腸生菌(ビフィズス菌)
  • ③タンニン酸アルブミン(止瀉成分)
  • ④センノシド等のアントラキノン系瀉下成分
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正解 ④センノシド等のアントラキノン系瀉下成分
解説
成分が母乳中に移行し、乳児に下痢を起こす恐れがあるためです。他にもロートエキス(母乳抑制)、テオフィリン、コデインなどが該当します。

他の選択肢の誤り:
・ビタミンC:栄養の補給を目的とする成分で、乳児に影響を及ぼすとして避けるべきものではありません。
・整腸生菌:腸内の環境を整える働きで、母乳を通じて乳児の便に影響を与えるものではありません。
・タンニン酸アルブミン:腸の粘膜を保護して下痢を抑える成分であり、この注意の対象として挙げられていません。
問85-2

【長期連用しないこと】と記載される理由として、適切でないものはどれか。

  • ①ステロイド成分等による、皮膚萎縮や免疫低下などの副作用を防ぐため。
  • ②習慣性や依存性のある成分(コデイン、ブロモバレリル尿素等)への依存を防ぐため。
  • ③頭痛薬などの飲み過ぎによる薬剤使用過多による頭痛(薬物乱用頭痛)を防ぐため。
  • ④販売しているメーカーの売上や利益が減ってしまうことを防ぐためであるとされる。
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正解 ④販売しているメーカーの売上や利益が減ってしまうことを防ぐためであるとされる。
解説
長期連用禁止は、重篤な副作用の防止、依存性の防止、症状の原因疾患を見逃さないため(対症療法に留まるため)などの医学的な理由によります。

他の選択肢の誤り:
・ステロイド成分の副作用を防ぐため:皮膚が薄くなるなどの変化を避けるためであり、正しい理由です。
・依存を防ぐため:習慣性のある成分では、やめられなくなることを避ける必要があります。
・飲み過ぎによる頭痛を防ぐため:痛み止めを続けることでかえって頭痛が起こる状態を避けるためであり、いずれも医学的な理由です。
問95-2

外用薬において【次の部位には使用しないこと:目の周囲、粘膜等】と記載される成分はどれか。

  • ①肌をやさしく保護するために広く用いられる、白色ワセリンという保湿成分。
  • ②関節痛等に用いられるインドメタシン等の鎮痛消炎成分や、水虫薬の成分。
  • ③古くから皮膚の保護のために用いられてきた、天然由来のオリーブ油。
  • ④皮膚の保護を目的として配合される、グリセリンという保護成分である。
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正解 ②関節痛等に用いられるインドメタシン等の鎮痛消炎成分や、水虫薬の成分。
解説
刺激が強く、粘膜(目、鼻腔、陰部など)に使用すると痛みや炎症を引き起こす恐れがあるためです。みずむし・たむし薬も粘膜には使用できません。

他の選択肢の誤り:
・白色ワセリン:皮膚の表面を覆って守る成分で、刺激が弱く粘膜に触れても問題になりにくいものです。
・オリーブ油:同じく皮膚をやわらげる目的で用いられ、強い刺激を与える成分ではありません。
・グリセリン:水分を保って皮膚を守る成分であり、いずれもこの注意が記載される理由を持ちません。
問105-2

【6歳未満の小児は使用しない】と記載される、アミノ安息香酸エチル(局所麻酔成分)を含む製剤の理由はどれか。

  • ①メトヘモグロビン血症を起こす恐れがあるとされているため。
  • ②ライ症候群を発症させる恐れがあるとされているため。
  • ③成長ホルモンの分泌そのものを阻害してしまうとされるため。
  • ④使用することで、歯の色が変色してしまうことがあるとされるため。
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正解 ①メトヘモグロビン血症を起こす恐れがあるとされているため。
解説
血液中のヘモグロビンが酸素を運べない状態になり、チアノーゼや呼吸困難を起こすリスクがあります。6歳未満への使用は禁忌です。

他の選択肢の誤り:
・ライ症候群とするもの:これは一部の解熱鎮痛成分について小児への使用を避ける理由であり、この成分の話ではありません。
・成長ホルモンの分泌を妨げるとするもの:そのような作用は知られていません。
・歯が変色するとするもの:一部の抗菌成分で問題とされる事柄であり、この成分とは結びつきません。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。