2026年版・3-4

3-4 鎮咳去痰薬・口腔咽喉薬の一問一答

登録販売者試験「第3章:主な医薬品とその作用」から、3-4 鎮咳去痰薬・口腔咽喉薬に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

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アプリ形式で解く(全470問) 第3章:主な医薬品とその作用の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問13-4

鎮咳去痰薬の配合成分「コデインリン酸塩」に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①非麻薬性鎮咳成分であるため、依存性の心配は全くないとされる。
  • ②延髄の咳中枢に作用して咳を抑えるが、呼吸抑制や便秘の副作用がある。
  • ③気管支を拡張させる作用があり、喘息発作時にも安全に使用できる。
  • ④12歳未満の小児に対しても、安全性が高いため広く使用されているとされる。
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正解 ②延髄の咳中枢に作用して咳を抑えるが、呼吸抑制や便秘の副作用がある。
解説
コデインリン酸塩は、脳の延髄にある咳中枢に直接作用して咳を鎮める麻薬性鎮咳成分で、依存性があります。呼吸を抑制する副作用のリスクがあるため、12歳未満の小児には使用が禁止されています。

他の選択肢の誤り:
・「非麻薬性で依存性の心配はない」:コデインリン酸塩は麻薬性鎮咳成分であり、依存性が認められています。
・「気管支拡張作用があり喘息発作時にも安全」:コデインに気管支を拡張させる作用はなく、また強く咳を抑え込むことで痰の排出が妨げられ、呼吸器の状態を悪化させる恐れもあるため、安全とはいえません。
・「12歳未満の小児にも安全性が高く広く使用」:呼吸抑制のリスクがあるため、12歳未満の小児への使用は禁止されています。
問23-4

気管支拡張成分「メチルエフェドリン塩酸塩」に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①交感神経を刺激して気管支を拡張させ、呼吸を楽にする。
  • ②副交感神経を刺激して、痰の分泌を促進するとされる。
  • ③心臓病や高血圧、糖尿病の持病がある人でも、影響なく使用できる。
  • ④依存性はないため、長期間の連用が推奨されるとされる。
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正解 ①交感神経を刺激して気管支を拡張させ、呼吸を楽にする。
解説
メチルエフェドリン塩酸塩は、交感神経を刺激することで気管支の筋肉を緩めて広げる、アドレナリン作動成分です。交感神経刺激により血圧や血糖値を上昇させるリスクがあるため、心臓病、高血圧、糖尿病等の持病がある人は使用に注意が必要です。また、依存性が認められている成分でもあります。

他の選択肢の誤り:
・「副交感神経を刺激し痰の分泌を促進」:メチルエフェドリンが刺激するのは副交感神経ではなく交感神経であり、主作用は気管支拡張です。
・「持病があっても影響なく使用できる」:交感神経刺激作用により血圧上昇や血糖値上昇のリスクがあるため、心臓病・高血圧・糖尿病等の持病がある人は使用に注意が必要です。
・「依存性がなく長期連用が推奨される」:メチルエフェドリンには依存性が認められており、長期の連用は推奨されません。
問33-4

去痰成分に関する記述として、正しい組み合わせはどれか。

  • ①カルボシステイン ―――― 痰の粘り気を減らし、流動性を高める
  • ②グアイフェネシン ―――― 咳中枢を鎮める(鎮咳作用)
  • ③ブロムヘキシン ――――― 気管支を拡張させて、呼吸を楽にする
  • ④キキョウ(桔梗) ―――― 気管支を収縮させて、異物を排出する
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正解 ①カルボシステイン ―――― 痰の粘り気を減らし、流動性を高める
解説
カルボシステインは、痰に含まれる粘性物質の性質を変化させることで痰の粘り気を減らし、流動性を高めて排出しやすくする去痰成分です。

他の選択肢の誤り:
・「グアイフェネシン ―― 咳中枢を鎮める」:グアイフェネシンは咳中枢に作用する鎮咳成分ではなく、気道粘膜からの分泌を促進する去痰成分です。
・「ブロムヘキシン ―― 気管支を拡張させる」:ブロムヘキシンは気管支を拡張させる成分ではなく、気道分泌を促進し痰の切れを良くする去痰成分です。
・「キキョウ ―― 気管支を収縮させる」:キキョウは生薬由来の去痰成分であり、気管支を収縮させる作用は特筆されていません。
問43-4

非麻薬性鎮咳成分「デキストロメトルファン」の特徴はどれか。

  • ①麻薬性成分と同様に、強い依存性があるとされている。
  • ②咳中枢に作用して咳を抑えるが、鎮痛作用や依存性は少ない。
  • ③気管支平滑筋に直接作用して、気管支を強く拡張させる。
  • ④痰を出しやすくする去痰作用が、この成分の主作用であるとされる。
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正解 ②咳中枢に作用して咳を抑えるが、鎮痛作用や依存性は少ない。
解説
デキストロメトルファンは、コデインなどの麻薬性成分と同じく咳中枢に作用して咳を鎮めますが、非麻薬性であり、依存性が低く便秘などの副作用も比較的少ない成分です。

他の選択肢の誤り:
・「麻薬性成分と同様に強い依存性がある」:デキストロメトルファンは非麻薬性であり、麻薬性成分ほどの強い依存性はないとされています。
・「気管支平滑筋に直接作用し気管支を拡張」:デキストロメトルファンは咳中枢に作用する鎮咳成分であり、気管支を拡張させる成分ではありません。
・「去痰作用が主作用」:デキストロメトルファンの主作用は咳を鎮める鎮咳作用であり、去痰作用が主作用ではありません。
問53-4

口腔咽喉薬・含嗽薬(うがい薬)に含まれる「ポビドンヨード」の使用上の注意はどれか。

  • ①使用直後にアナフィラキシー等の重篤なアレルギー症状を起こすことがある。
  • ②甲状腺疾患のある人は、ヨウ素の過剰摂取となるため使用を避けるべきである。
  • ③銀を含有する歯科材料(義歯等)を変色させてしまうことがあるとされる。
  • ④上記の3つの記述は、いずれも正しい内容であるとされているものである。
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正解 ④上記の3つの記述は、いずれも正しい内容であるとされているものである。
解説
ポビドンヨードは殺菌消毒作用を持つ成分ですが、ヨウ素(ヨード)を含むため、使用直後にアナフィラキシー等の重篤なアレルギー症状を起こすことがあるほか、甲状腺疾患のある人はヨウ素の過剰摂取につながるため使用を避けるべきとされています。また、銀を含有する歯科材料(銀歯等)を変色させることもあります。これら3つの記述はいずれも正しい内容です。

他の選択肢の誤り:
この問いでは、残る三つの記述はいずれも正しい注意点であり、単独では答えになりません。
・重いアレルギー症状:ヨウ素を含むため、まれに使用直後に強い反応が起こることがあります。
・甲状腺疾患のある人:ヨウ素は甲状腺ホルモンの材料であり、取り込みすぎると病状に影響します。
・銀を含む歯科材料の変色:ヨウ素が銀と反応するために起こる現象です。
問63-4

鎮咳去痰薬に使用される生薬成分「南天実(ナンテンジツ)」の主な作用はどれか。

  • ①発汗を促して熱を下げる。
  • ②知覚神経を麻痺させて、咳を鎮める。
  • ③胃の調子を整えて、食欲を増進させる。
  • ④利尿作用により、むくみを取る。
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正解 ②知覚神経を麻痺させて、咳を鎮める。
解説
ナンテンジツはメギ科のナンテンの実を用いた生薬で、知覚神経を麻痺させることで咳を鎮める作用があるとされ、のど飴などにも配合されることがあります。

他の選択肢の誤り:
・「発汗を促して熱を下げる」:これはかぜの初期に用いられる生薬・漢方処方の働きであり、ナンテンジツの主な作用ではありません。
・「胃の調子を整え食欲を増進させる」:これは健胃成分の働きであり、ナンテンジツの主な作用ではありません。
・「利尿作用によりむくみを取る」:ナンテンジツにこのような利尿作用は特筆されていません。
問73-4

漢方処方「半夏厚朴湯(はんげこうぼくとう)」の適応症状として、特徴的なものはどれか。

  • ①体力中等度で、喉に何かが詰まったような異物感(咽中炙臔)がある時の咳、不安神経症。
  • ②体力が非常に充実していて、激しい咳が出る場合の気管支炎などに用いられるとされている。
  • ③体力があまりなく、手足が冷えて、薄い痰が出る場合の咳に用いられるとされている。
  • ④高熱が非常に出て、喉が非常に激しく痛む場合の扁桃炎などに用いられるとされている。
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正解 ①体力中等度で、喉に何かが詰まったような異物感(咽中炙臔)がある時の咳、不安神経症。
解説
半夏厚朴湯は、体力中等度の人で、喉に何かが詰まったような異物感(ヒステリー球とも呼ばれる咽中炙臔の症状)を伴う咳や、不安神経症などに用いられる漢方処方です。ストレス性の咳や喉のつかえ感によく用いられます。

他の選択肢の誤り:
・「体力充実で激しい咳の気管支炎」:これは半夏厚朴湯ではなく、別の体力充実者向けの漢方処方が想定される症状です。
・「体力がなく手足が冷え薄い痰が出る咳」:これは体を温める働きを持つ、別の虚弱体質向けの漢方処方が想定される症状です。
・「高熱で喉が激しく痛む扁桃炎」:これは桔梗湯など、のどの強い炎症に用いられる別の漢方処方が想定される症状です。
問83-4

抗炎症成分「アズレンスルホン酸ナトリウム」の特徴はどれか。

  • ①細菌のタンパク質を変性させて殺菌する。
  • ②粘膜組織の修復を促し、炎症を鎮める。
  • ③ステロイド成分であり、強力な抗炎症作用を持つ。
  • ④知覚神経を麻痺させて痛みを和らげる。
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正解 ②粘膜組織の修復を促し、炎症を鎮める。
解説
アズレンスルホン酸ナトリウム(水溶性アズレン)は青紫色をした成分で、粘膜組織の修復を促して炎症を鎮める働きがあり、うがい薬やのどスプレーなどによく配合されています。

他の選択肢の誤り:
・「細菌のタンパク質を変性させ殺菌する」:これはポビドンヨード等の殺菌消毒成分の働きであり、アズレンスルホン酸ナトリウムの働きではありません。
・「ステロイド成分で強力な抗炎症作用」:アズレンスルホン酸ナトリウムはステロイド成分ではなく、非ステロイド性の抗炎症成分です。
・「知覚神経を麻痺させ痛みを和らげる」:これは局所麻酔成分の働きであり、アズレンスルホン酸ナトリウムの主な働きではありません。
問93-4

噴射式の口腔咽喉薬(のどスプレー)の使用法として、適切なものはどれか。

  • ①声を出しながら噴射すると液が気管支に入るため、息を止めて噴射する。
  • ②軽く息を吐きながら噴射し、液が気管支に入らないようにする。
  • ③一度に大量に噴射して、喉全体をよく洗浄するようにする。
  • ④使用後はすぐにうがいをして、薬液をよく洗い流すようにする。
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正解 ②軽く息を吐きながら噴射し、液が気管支に入らないようにする。
解説
のどスプレーは、軽く息を吐きながら噴射することで、薬液が誤って気管支の方へ吸い込まれてしまうのを防ぐことができます。息を吸いながら噴射すると、薬液が気管に入り込み、むせてしまう原因になります。

他の選択肢の誤り:
・「息を止めて噴射する」:息を止めて噴射しても、その後の呼吸で薬液を吸い込んでしまう可能性があり、軽く息を吐きながら噴射する方法が適切とされています。
・「一度に大量に噴射して喉全体を洗浄する」:定められた用法・用量の範囲内で使用するべきであり、一度に大量に噴射することは適切ではありません。
・「使用後すぐにうがいをして薬液を洗い流す」:使用後すぐに洗い流してしまうと、薬効が十分に発揮される前に成分が失われてしまいます。
問103-4

鎮咳去痰薬の使用上の注意について、誤っている記述はどれか。

  • ①咳は生体防御反応の一つであり、むやみに抑え込むと病原体の排出を妨げることがある。
  • ②喫煙習慣のある人が鎮咳去痰薬を使用する場合でも、禁煙する必要はないとされている。
  • ③ドロップ剤(トローチなど)は、噛み砕かずに口の中でゆっくり溶かすことで効果を発揮する。
  • ④痰が絡む咳に対しては、咳止め成分だけでなく去痰成分も配合されたものが適している。
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正解 ②喫煙習慣のある人が鎮咳去痰薬を使用する場合でも、禁煙する必要はないとされている。
解説
タバコの煙は喉や気管支を刺激し、鎮咳去痰薬の効果を妨げるだけでなく、咳や痰の症状そのものを悪化させる原因にもなります。そのため、鎮咳去痰薬を使用している間は、可能な限り禁煙することが望ましいとされています。

他の選択肢について(いずれも正しい記述):
・「咳は生体防御反応でむやみに抑え込むと病原体の排出を妨げる」:咳は気道内の異物や病原体を排出するための体の防御反応であり、むやみに咳止めで抑え込むと、かえって病原体の排出が妨げられることがあります。
・「ドロップ剤は噛み砕かずゆっくり溶かす」:トローチ等のドロップ剤は、口の中でゆっくり溶かすことで患部に長く成分を作用させる設計になっており、噛み砕いて飲み込んでしまうと効果が十分に得られません。
・「痰が絡む咳には去痰成分配合のものが適している」:痰が絡む咳の場合、鎮咳成分だけでなく去痰成分も配合された医薬品を選ぶことで、より症状に適した対処ができます。

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※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。