2026年版・1-5

1-5 医薬品販売時のコミュニケーションと情報提供の一問一答

登録販売者試験「第1章:医薬品に共通する特性と基本的な知識」から、1-5 医薬品販売時のコミュニケーションと情報提供に関する4択問題を10問。「答えと解説を見る」を開くと、正解とその理由がその場で読めます。会員登録は不要です。

この分野の演習

全10問/解説つき・基本無料

アプリ形式で解く(全470問) 第1章:医薬品に共通する特性と基本的な知識の要点解説を読む
問題

上から順に解いてみてください。答えは各問の下で確認できます。

問11-5

登録販売者が一般用医薬品を販売する際の情報提供に関する記述として、正しいものはどれか。

  • ①一方的な説明ではなく、購入者側の状況を確認しながら進めることが重要である。
  • ②情報提供は薬機法上の義務ではないため、専門家の判断で省略しても差し支えない。
  • ③購入者から説明を求められない場合、専門家側から話しかける必要は特にない。
  • ④情報提供の内容は、医薬品の価格や販売実績を中心に説明することが求められる。
答えと解説を見る
正解 ①一方的な説明ではなく、購入者側の状況を確認しながら進めることが重要である。
解説
情報提供は、専門家が用意した説明を一方的に読み上げるだけでは効果がありません。購入者の症状や状態を確認しながら、双方向のやり取りとして進めることで、その人に本当に必要な情報を的確に伝えることができます。

他の選択肢の誤り:
・「薬機法上の義務ではないため省略してよい」:第二類・第三類医薬品を含め、購入者の状況に応じた情報提供に努めることは登録販売者の重要な役割であり、省略してよいものではありません。
・「求められない限り話しかける必要はない」:購入者自身が確認すべき点に気づいていない場合も多いため、専門家側から積極的に声をかけて状況を確認する姿勢が求められます。
・「価格や販売実績が中心」:情報提供の中心は、安全かつ適正な使用につながる症状・成分・注意点等の内容であり、価格や販売実績ではありません。
問21-5

医薬品の購入者側の状況把握のポイントとして、確認することが重要とされていないものはどれか。

  • ①現にどのような症状があり、それはいつ頃から続いているか。
  • ②購入者が普段よく利用している交通手段は何かということ。
  • ③他にどのような医薬品や食品を摂取しているかということ。
  • ④その医薬品を使用するのは、購入者本人か、それとも家族等の他の人か。
答えと解説を見る
正解 ②購入者が普段よく利用している交通手段は何かということ。
解説
交通手段は医薬品の選択や使用上の注意、安全性の判断に関係しない情報であり、登録販売者が確認すべき事項として挙げられていません。

他の選択肢について(いずれも確認すべき重要なポイント):
・「症状の内容と経過」:どのような症状があり、いつから続いているかは、適切な医薬品を選ぶ上で欠かせない基本情報です。
・「他の医薬品・食品の摂取状況」:成分の重複による過剰摂取や相互作用を防ぐため、他に使用している医薬品や食品を確認する必要があります。
・「使用者が本人か家族等か」:使用者の年齢や体質によって注意点が異なるため、実際に使用するのが誰であるかを確認することが重要です。

他の選択肢の誤り:
・症状の内容と経過:いつからどのような症状が続いているかによって、市販薬で対処できるか受診を勧めるべきかが分かれます。
・ほかの医薬品や食品の摂取状況:同じ成分が重なって効きすぎたり、飲み合わせで作用が変わったりするのを防ぐために欠かせません。
・使うのが本人か家族か:年齢や持病によって使えない成分があるため、実際に使う人を確かめる必要があります。
問31-5

医薬品を使用する人が「小児や高齢者、妊婦等」であるかを確認する目的として、最も適切なものはどれか。

  • ①対象者の個人情報を記録し、広告のダイレクトメールに活用するため。
  • ②対象者の年齢層に応じたポイントカードの発行可否を判断するため。
  • ③年齢や状態により副作用リスクが異なり、選択や説明につなげるため。
  • ④対象者ごとに商品の販売価格を変えるかどうかを判断するため。
答えと解説を見る
正解 ③年齢や状態により副作用リスクが異なり、選択や説明につなげるため。
解説
小児・高齢者・妊婦等は、生理機能や体質の違いから医薬品の作用や副作用の現れ方が一般の成人と異なります。そのため、使用者がこれらに該当するかを確認することは、適切な医薬品の選択や、必要な注意事項の説明につなげるための出発点となります。

他の選択肢の誤り:
・「ダイレクトメールに活用するため」:個人情報を広告目的で収集・利用することは、医薬品の適正使用のための確認とは無関係です。
・「ポイントカードの発行可否の判断」:年齢層の確認は販売サービス上の事務手続きのためではなく、安全な使用のための情報提供のために行うものです。
・「販売価格を変えるかどうかの判断」:医薬品の価格は年齢によって変わるものではなく、確認の目的として不適切です。
問41-5

家族が本人に代わって一般用医薬品を購入しようとする場合の登録販売者の対応として、最も適切なものはどれか。

  • ①本人以外への販売は法律で一律に禁止されているため、対応そのものを断る。
  • ②本人が来店していない時点で、いかなる場合も販売を見合わせる。
  • ③家族であることが口頭で確認できれば、症状等は一切確認せずに販売する。
  • ④購入者を通じ、使用者本人の症状や状態を確認して情報提供を行う。
答えと解説を見る
正解 ④購入者を通じ、使用者本人の症状や状態を確認して情報提供を行う。
解説
体調不良などで本人が来店できず、家族等が代わりに医薬品を購入することは実際によくあります。この場合、法律で一律に禁止されているわけではなく、来店した購入者を通じて、使用する本人の症状や状態をできる範囲で確認し、必要な情報提供を行うことが登録販売者に求められます。

他の選択肢の誤り:
・「本人以外への販売は一律禁止」:家族等が本人に代わって購入すること自体は一般的であり、法律で一律に禁止されているわけではありません。
・「本人不在なら常に販売を見合わせる」:状況に応じた確認を行った上で販売することは可能であり、本人が来店していないというだけで一律に販売を見合わせる必要はありません。
・「家族確認のみで症状は一切確認しない」:家族であることが確認できても、使用者本人の症状や状態を把握しないまま販売してしまうと、適切な情報提供ができません。
問51-5

情報提供を行った後、専門家が特に確認すべきこととして、最も適切なものはどれか。

  • ①説明した内容を購入者が理解できたかを、表情や反応から確認する。
  • ②説明にかかった時間が、基準時間内に収まったかどうかということ。
  • ③購入者が説明中に一度もうなずかなかったかどうかという点である。
  • ④説明した内容を一言一句、購入者に復唱させて書面に記録すること。
答えと解説を見る
正解 ①説明した内容を購入者が理解できたかを、表情や反応から確認する。
解説
情報提供は説明を行って終わりではなく、購入者がその内容を理解し、実際に適正な使用につなげられて初めて意味を持ちます。そのため、説明の後は購入者の表情や質問の有無などの反応を見ながら、理解が得られているかを確認することが重要です。

他の選択肢の誤り:
・「説明時間が基準時間内に収まったか」:情報提供において重視すべきは購入者の理解度であり、説明にかかった時間の長さ自体を基準に確認する事項ではありません。
・「一度もうなずかなかったかという点」:うなずきの回数のみで理解度を判断するのは不十分であり、表情や質問など総合的な反応から判断する必要があります。
・「一言一句復唱させて書面に記録」:復唱と書面記録を機械的に求めることは実務上求められておらず、理解度の確認は表情や反応、質問のやり取りを通じて行うのが基本です。
問61-5

「その医薬品を使用する人が、医療機関で治療を受けていないか」を確認することが重要である理由として、正しいものはどれか。

  • ①医療機関を受診している場合は、一律にすべての販売を断る必要があるため。
  • ②治療中の疾患の薬との相互作用や、受診の遅れを防ぐ必要があるためである。
  • ③医療費控除の申告に必要な情報を収集するためであるとする扱いが基本である。
  • ④受診の有無によって、販売できる医薬品の価格が変わるためである。
答えと解説を見る
正解 ②治療中の疾患の薬との相互作用や、受診の遅れを防ぐ必要があるためである。
解説
医療機関で治療を受けている場合、処方されている薬と一般用医薬品との間で相互作用が起こる可能性があります。また、一般用医薬品の使用で一時的に症状が緩和されることで、本来必要な受診が遅れてしまう危険もあります。これらを防ぐために、医療機関での治療の有無を確認し、必要に応じて医師や薬剤師への相談を促すことが専門家の役割です。

他の選択肢の誤り:
・「受診していれば一律に販売を断る」:受診の有無だけで機械的に販売を拒否するのではなく、症状や治療内容を踏まえて個別に適切な対応を判断します。
・「医療費控除の申告のための情報収集」:受診の確認は税務上の手続きのためではなく、相互作用の防止や受診の遅れを防ぐという安全面の目的で行われます。
・「販売できる医薬品の価格が変わる」:受診の有無によって医薬品の価格が変動することはなく、この理由は誤りです。
問71-5

医薬品が使用される状況の確認について、正しい記述はどれか。

  • ①使用状況にかかわらず、説明する内容は常に一言一句同一でなければならない。
  • ②常備薬として購入する場合は、情報提供を省略してよいとする見解も存在する。
  • ③常備薬として購入する場合も、使用期限や保管方法等の情報提供が必要となる。
  • ④症状がすぐ現れて使用するのか、常備薬なのかで説明内容が変わることはない。
答えと解説を見る
正解 ③常備薬として購入する場合も、使用期限や保管方法等の情報提供が必要となる。
解説
症状がすでにあってすぐに使用する場合と、家庭にあらかじめ備えておく常備薬として購入する場合とでは、必要となる情報が異なります。常備薬として購入する場合は、実際に使用する時点まで見据えて、使用期限や適切な保管方法などの情報を伝えることが重要です。

他の選択肢の誤り:
・「説明内容は常に一言一句同一」:使用状況や購入者の状態によって伝えるべき情報は異なるため、常に同一の説明でよいわけではありません。
・「常備薬なら情報提供を省略してよい」:常備薬であっても、使用期限や保管方法など必要な情報提供を省略してよいという扱いはありません。
・「説明内容が変わることはない」:すぐに使用するか常備薬として保管するかによって、注意すべき点(使用期限や保管方法など)は変わってきます。
問81-5

登録販売者が購入者とのコミュニケーションにおいて避けるべき対応はどれか。

  • ①購入者からの質問に対して、わかる範囲で丁寧に答えることが望ましいとされる。
  • ②購入者の表情や反応を見ながら、説明の仕方を必要に応じて変えることが望ましい。
  • ③専門用語を避け、購入者が理解しやすい言葉で説明することが望ましいとされる。
  • ④購入者の状態を確認せず、説明文を一方的に読み上げることは避けるべきである。
答えと解説を見る
正解 ④購入者の状態を確認せず、説明文を一方的に読み上げることは避けるべきである。
解説
コミュニケーションは双方向であることが重要です。購入者の状態や理解度を確認しないまま、用意した説明文を一方的に読み上げるだけの対応では、その人に本当に必要な情報が伝わらず、実効性のある情報提供にはなりません。そのため、この対応は避けるべきものとして選ばれます。

他の選択肢について(いずれも望ましいとされる対応):
・「わかる範囲で丁寧に答える」:購入者からの質問に誠実に答えることは、信頼関係を築き、適正な使用を助けるために望ましい対応です。
・「表情や反応を見て説明の仕方を変える」:購入者の理解度に応じて説明方法を工夫することは、実効性のある情報提供のために望ましい対応です。
・「専門用語を避け理解しやすい言葉で説明する」:専門知識のない購入者にも伝わるよう、平易な言葉で説明することは望ましい対応です。

他の選択肢の誤り:
・わかる範囲で丁寧に答える:分からないことを分からないと伝えたうえで調べる姿勢も含め、信頼関係を築く望ましい対応です。
・反応を見て説明の仕方を変える:相手が理解できているかを確かめながら伝えることで、情報が実際に役立つものになります。
・平易な言葉で説明する:専門用語のままでは伝わらず、使い方を誤る原因になるため、言い換えて説明することが求められます。
問91-5

症状がある購入者への対応として、「その症状に対して医療機関を受診して治療を受けた経験があるか」を確認する目的はどれか。

  • ①既往の治療内容を踏まえ、対応が適切かを判断する材料とするため。
  • ②受診歴があれば、一般用医薬品の販売を必ず拒否するためである。
  • ③受診歴を販売記録として保存し、後日医療機関へ報告するためである。
  • ④受診回数に応じて、会員としてのランクを変更するためである。
答えと解説を見る
正解 ①既往の治療内容を踏まえ、対応が適切かを判断する材料とするため。
解説
過去に同じ症状で医療機関を受診し治療を受けたことがある場合、その症状の原因となる疾患がすでに分かっている可能性があります。この情報を確認することで、一般用医薬品による対処で問題ないか、それとも再度医療機関を受診するよう勧めるべきかを、専門家として適切に判断する材料にすることができます。

他の選択肢の誤り:
・「受診歴があれば必ず販売を拒否」:受診歴の有無のみで一律に販売を拒否するのではなく、症状や治療内容を踏まえて個別に対応を判断します。
・「販売記録として保存し医療機関へ報告」:受診歴の確認は購入者への適切な対応のためのものであり、医療機関への報告を目的とするものではありません。
・「会員ランクの変更のため」:受診の有無は会員制度上のランク付けとは無関係であり、確認の目的として不適切です。
問101-5

登録販売者による情報提供の在り方に関する記述として、誤っているものはどれか。

  • ①購入者が自ら適切に使用できるよう支援することが、目的の一つである。
  • ②情報提供の内容は、医薬品の販売数量の多さに応じて簡略化しなければならない。
  • ③情報提供は、単に説明を行うだけでなく、状況を理解しようとする姿勢で行う。
  • ④購入者が十分に理解していない様子であれば、表現を変えるなど工夫して伝える。
答えと解説を見る
正解 ②情報提供の内容は、医薬品の販売数量の多さに応じて簡略化しなければならない。
解説
情報提供の充実度は、医薬品の販売数量によって機械的に決まるものではなく、購入者の症状や状態、その医薬品が持つリスクの程度に応じて必要な内容を提供すべきものです。販売数量が多いという理由だけで説明を簡略化しなければならないという扱いは誤りです。

他の選択肢について(いずれも正しい記述):
・「購入者が自ら適切に使用できるよう支援する」:情報提供の目的の一つは、購入者が医薬品を正しく理解し、自ら適正に使用できるよう支援することにあります。
・「説明だけでなく状況を理解しようとする姿勢」:単に用意した説明を行うのではなく、購入者の状況を理解しようとする姿勢で臨むことが実効性のある情報提供につながります。
・「理解が不十分なら表現を変えて伝える」:購入者の反応を見て理解が不十分だと感じた場合は、言葉や説明の仕方を工夫して伝え直すことが求められます。

登録販売者試験の対策問題(全470問)に戻る

※本ページはアクセス解析のためCookieを利用し、その情報を外部(Google)へ送信しています。

※本ページの問題・解説は、生成AI(人工知能)を活用して作成しています。