問11-4
小児への医薬品使用に関する記述として、正しいものはどれか。
- ①小児は成人の縮小版であるため、成人の用量を体重に合わせて減らせば安全である。
- ②小児は代謝・排泄機能が未発達であるため、大人に比べて副作用が出やすく、重篤化しやすい。
- ③5歳未満の幼児であれば、錠剤やカプセル剤を服用させても喉に詰まらせる心配はない。
- ④小児用として販売されている医薬品であれば、保護者の判断のみで長期間漫然と使用してよい。
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正解
②小児は代謝・排泄機能が未発達であるため、大人に比べて副作用が出やすく、重篤化しやすい。
解説
小児は肝臓や腎臓の機能が発達の途上にあり、医薬品の成分を分解・排出する働きが未熟です。そのため、医薬品の成分が体内に長くとどまりやすく、作用や副作用が大人よりも強く出ることがあります。また、脳と血液の間で物質の出入りを制限する血液脳関門も未発達であるため、中枢神経系に影響する副作用も現れやすいとされています。
他の選択肢の誤り:
・「成人の縮小版で体重換算すれば安全」:小児は単に体が小さい成人ではなく、臓器の機能自体が未発達であるため、体重換算だけで成人の用量を単純に減らしても安全とは限りません。
・「5歳未満は喉に詰まらせる心配はない」:乳幼児は喉や消化管の機能が未発達なため、錠剤やカプセル剤を誤嚥・誤飲する危険性がむしろ高く、注意が必要です。
・「小児用医薬品なら保護者の判断で長期使用してよい」:小児用であっても、症状が改善しないまま漫然と使用を続けることは適切ではなく、一定期間で改善がみられない場合は医療機関の受診を促す必要があります。
小児は肝臓や腎臓の機能が発達の途上にあり、医薬品の成分を分解・排出する働きが未熟です。そのため、医薬品の成分が体内に長くとどまりやすく、作用や副作用が大人よりも強く出ることがあります。また、脳と血液の間で物質の出入りを制限する血液脳関門も未発達であるため、中枢神経系に影響する副作用も現れやすいとされています。
他の選択肢の誤り:
・「成人の縮小版で体重換算すれば安全」:小児は単に体が小さい成人ではなく、臓器の機能自体が未発達であるため、体重換算だけで成人の用量を単純に減らしても安全とは限りません。
・「5歳未満は喉に詰まらせる心配はない」:乳幼児は喉や消化管の機能が未発達なため、錠剤やカプセル剤を誤嚥・誤飲する危険性がむしろ高く、注意が必要です。
・「小児用医薬品なら保護者の判断で長期使用してよい」:小児用であっても、症状が改善しないまま漫然と使用を続けることは適切ではなく、一定期間で改善がみられない場合は医療機関の受診を促す必要があります。